上坂設計について
1988年5月の創業以来、建築のプロ集団として各官公庁様や民間の建築主(お施主様)から承った案件に対して、組織規模は小さいながらも調査、分析、人材育成、他の専門機関との協働など創意工夫を重ねることで、質が高く、お施主様や社会のニーズに応える作品ができるという確信のもと、一つひとつ地道に取り組んでまいりました。その結果として、皆様方から信頼をいただき、バブル崩壊やリーマンショックなどの経済ショックに直面しながらも、今日まで絶え間なく歩を進めてまいることができました。
建築は、文化、風土、教育など人間生活のあらゆる要素に関わりがあり、世界情勢や経済状況、世の中の価値観などの変化に伴い、建築に求められるものも常に変化し続けます。従来の「スクラップアンドビルド」という新築ありきの設計だけではなく、昨今の省エネ、省資源、リサイクルなどのサステナビリティといった考えに基づく設計は、多用途に渡って今後ますます求められることは必至であります。
当社の強みとして、小規模ながらも建築(意匠)設計、構造設計、設備(機械・電気)設計、更には工事監理まで自社内で業務推進できる点があります。それぞれの専門知識を備えた社員一人ひとりが、確かな技術力のもとに、社会的ニーズに即応しつつお客様それぞれのご要望やご事情に適った建築を作り続けることで、設計者としての社会的責任を全うし、今後も微力ながら社会に貢献してまいる所存でございます。