業務内容
株式会社上坂設計では、1988年の創業以来、『建築に関する仕事を通じて社会に貢献する』という理念のもと、建築に関するあらゆる業務に関わっております。新築はもとより増改築や改修(リフォームなど)の意匠・構造・設備(機械・電気)の設計・工事監理に加えて、建築の企画設計や不動産の有効活用提案といったコンサルティング業務まで自社でトータルにプロデュースが可能です。
また、旧耐震基準(※)のもと施工された建物の耐震診断及び耐震設計、耐力度調査といった業務も請け負っております。
旧耐震基準:1981年5月31日までの建築確認において適用されていた設計基準で、建築物の設計において適用される地震に耐えることのできる構造の基準。震度5強程度の揺れでも建物が倒壊せず、破損したとしても補修することで生活が可能な構造基準として設定されています。(1981年6月1日以降に適用されている基準を「新耐震基準」といい、震度6強~7程度の揺れでも倒壊しないような構造基準として設定されています。)
私たちは、お施主様各々の事情や立場に寄り添ったご提案をいたします
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企画設計(調査等)
建築主(お施主様)より相談を受け、ご希望される建築物の用途、規模、予算等(事業計画)を確認したうえで、企画案を作成し、工事費を含めた事業費の概算をお伝えいたします。
既存建物の補修を検討、あるいは新築か改修かで迷われているお施主様に対しては、耐震診断や設備の劣化調査、アスベスト含有調査等により既存建物の状態についてまず確認を行います。
予算等も念頭に置いたうえで、解体して新築というスキームだけではなく耐震改修・設備更新、または住宅品質確保促進法や建築物省エネ法、バリアフリー法といった法律に適ったリフォーム等により所有建物の長寿命化やバリューアップに資するご提案をいたします。
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設計・申請
調査や企画設計を経て事業計画を確認後、お施主様と打合せを適宜行いながら意匠・構造・設備(機械・電気)について建物全体の基本設計を進めます。
基本設計完了後は、施工時に必要となる各部分の細部を表現する詳細図の作成や工事費の積算等を行う実施設計を経て、建築確認申請等の各種申請を行います。
官公庁案件では、入札やプロポーサルに参加した結果、落札して優先交渉権者に選ばれた場合、設計業務委託契約を締結したうえで基本設計、実施設計を進めていくのが一般的な流れとなります。
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監理
工事着工後、お施主様の立場から工事が設計図通りに施工されているかをチェックし、時には是正指示をすることで建物の品質確保に努めます。
施工者の視点からは一歩引いたところで、建物の品質や安全性などを客観的に確認するとともに、工事費が上振れすることがないようコスト管理や工期内完成(竣工)必達のためのスケジュール管理能力が求められます。